アイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機で、同じ除湿力のDCE-6515とIJC-H65。いったいどこが違うのかしら?
わが家にピッタリなのはどちらの除湿機?
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
この記事では、除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いについてご紹介しています。
結論からいうと、DCE-6515はIJC-H65の型落ちモデルで、IJC-H65の方が、より高機能に改良されています。
具体的には、DCE-6515とIJC-H65では
- デザイン・サイズ
- タンク容量
- 運転モード
- 連続排水機能
など、8つの違いがあります。
本文中では、それぞれの違いだけでなく、音や電気代についても解説しています。
DCE-6515・IJC-H65どちらの機種も、約8畳(木造)・16畳(鉄筋)くらいのお部屋の除湿に最適な衣類乾燥除湿機です。
衣類乾燥や生乾きのニオイ対策だけでなく、洗面所やクローゼットなどの湿気・カビ対策も気になる・・・
そんな時に除湿機があると、快適なお部屋に♪
過ごしやすいおうち空間をつくるのに大活躍まちがいなしの除湿機。
違いをチェックすることで、失敗なくあなたにピッタリの除湿機を選べるので、参考にしてみてくださいね(*^-^*)
\シンプル機能で操作しやすいDCE-6515/

\オートルーバーで効率よく衣類乾燥できるIJC-H65/

- アイリスオーヤマ除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いを比較
- DCE-6515とIJC-H65の違い①:デザイン・サイズの違い
- DCE-6515とIJC-H65の違い②:タンク容量が大きいIJC-H65
- DCE-6515とIJC-H65の違い③:切り忘れ防止機能が搭載されたIJC-H65
- DCE-6515とIJC-H65の違い④:目標湿度設定が可能なDCE-6515
- DCE-6515とIJC-H65の違い⑤:運転モードを選べるIJC-H65
- DCE-6515とIJC-H65の違い⑥:スイング角度が3つから選べるIJC-H65
- DCE-6515とIJC-H65の違い⑦:連続排水機能が使えるIJC-H65
- DCE-6515とIJC-H65の違い⑧:霜取りランプでお知らせがあるのはDCE-6515のみ
- アイリスオーヤマ除湿機DCE-6515・IJC-H65の音はうるさい?
- アイリスオーヤマ除湿機DCE-6515・IJC-H65の電気代は?
- 衣類乾燥除湿機DCE-6515とIJC-H65 おすすめはどっち?
- 除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いまとめ
アイリスオーヤマ除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いを比較
アイリスオーヤマのコンプレッサー式除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いについて比較しました。
DCE-6515とIJC-H65の違いは、主に8つ。
簡単に表にまとめてみると・・・
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
デザイン・サイズ | ホワイト 29cm×19cm×47.7cm 約9.3kg | ブルーのアクセントカラー 31.9cm×20.4cm×53.5cm 約9.7kg |
タンク容量 | 約1.8L | 約2.5L |
切り忘れ防止機能 | ✖ | 〇 |
湿度設定の有無 | あり | なし |
運転モードの種類 | 選択なし(湿度設定) | 4種類 |
オートスイング機能 | ✖ | 〇 |
連続排水機能 | ✖ | 〇 |
霜取りランプ表示 | 〇 | ✖ |
それぞれについて、もう少しくわしく見ていきましょう。
DCE-6515とIJC-H65の違い①:デザイン・サイズの違い
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
外観 | 四角いデザイン | やや丸みのあるフォルム |
本体サイズ | 29cm×19cm×47.7cm | 31.9cm×20.4cm×53.5cm |
本体質量 | 約9.3kg | 約9.7kg |
DCE-6515とIJC-H65では、デザインが異なり、それにともなって、全体のサイズも異なっています。
DCE-6515は四角いデザイン、IJC-H65はやや丸みのあるデザインとなっています。
本体のサイズは、わずかにIJC-H65の方が大きくなっていますが、どちらも、ほぼA4サイズの紙程度の面積で設置できるので、コンパクトといえますね(^^♪
本体の重さについては、
- DCE-6515:約9.3kg
- IJC-H65:約9.7kg
であり、IJC-H65の方がやや重くなっています。
どちらのモデルも、持ち運びを想定してハンドルがついていますが、9kg以上の重さがあるので、女性が軽々と移動させられる、という重さではないですよね~。
ですから、移動を最小限にして使用するか、キャスター台などを用意して移動するなどの工夫が必要かな、と思います。
DCE-6515とIJC-H65の違い②:タンク容量が大きいIJC-H65
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
タンク容量 | 約1.8L | 約2.5L |
タンクカバー | なし | あり |
DCE-6515とIJC-H65では、除湿した時の水がたまるタンクの容量が異なります。
IJC-H65の方が容量が大きいため、水を捨てる手間が減るというのが魅力のひとつです。
また、IJC-H65のタンクはカバー付き。
水を捨てる時に、水をこぼしてしまうという心配をグッと減らすことができます。
DCE-6515もIJC-H65も満水になると、運転を停止して、音とランプでお知らせしてくれるので、排水のタイミングはわかりやすいですよ。
DCE-6515とIJC-H65の違い③:切り忘れ防止機能が搭載されたIJC-H65
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
タイマー機能 | 2・4・8時間 | 2・4・8時間 |
切り忘れ防止機能 | ✖ | 〇 |
DCE-6515にはなくIJC-H65にのみある機能が、切り忘れ防止機能です。
運転開始から12時間が経つと、自動で電源が切れ、運転を停止します。
切りタイマーのセットをし忘れてても自動で止まってくれるので、もしもの時はIJC-H65の方がより安心ですね♪
DCE-6515とIJC-H65の違い④:目標湿度設定が可能なDCE-6515
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
湿度設定 | 40・50・60%・連続 | なし |
DCE-6515では、設定した目標湿度に合わせて、自動で、除湿運転と送風運転を切り替えてくれる機能があります。
例えば、目標湿度を50%をした場合、
- お部屋の湿度が40% → 送風
- お部屋の湿度が60% → 除湿
といった具合に、センサーでチェックしながら、快適な湿度をキープしてくれます。
また、湿度に関係なく除湿運転をする『連続モード』も選ぶことができます。
一方のIJC-H65には、湿度設定の機能がありません。そのかわりに、運転モードを選べるようになっています。
DCE-6515とIJC-H65の違い⑤:運転モードを選べるIJC-H65
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
運転モード | なし (湿度設定で選択) | 衣類乾燥モード 自動モード 標準モード 弱モード |
DCE-6515は、ON/OFFと湿度設定だけのシンプル操作で使う除湿機です。
一方のIJC-H65は、状況に応じて運転モードを選べるようになっています。
IJC-H65に搭載されているモードは以下の4種類。
- 衣類乾燥モード
- 自動モード
- 標準モード
- 弱モード
それぞれのモードについて、簡単にご紹介しておきますね♪
衣類乾燥モード
衣類を乾燥させたいときにパワフルな送風で衣類を早く乾かしてくれます。
また、衣類乾燥モードは省エネにも配慮。
連続除湿運転(最大3時間)後は、センサーで湿度を検知。
- 湿度が高い時→運転を継続
- 湿度が低い時→自動で運転をストップ
といった具合に、効率よく運転してくれます。
自動モード
自動モードでは、目標湿度を55%として自動運転します。
DCE-6515のように好きな湿度を設定できるわけではありませんが、カビやウイルスが繁殖しにくく快適と言われる湿度40-60%の範囲である55%になるように、送風運転と除湿運転を自動でコントロールしてくれます。
標準モード
標準的な風量で除湿運転を続けてくれるモードです。
弱モード
運転音をできるだけ抑えて、除湿運転をしてくれるモード。
隣の部屋で家族が寝ていて音が気になる・・・という時などに活用したいモードですね。
DCE-6515とIJC-H65の違い⑥:スイング角度が3つから選べるIJC-H65
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 |
角度調整 | 手動可 (2段階) | 手動可 |
オートスイング機能 | なし | 3段階 (広範囲・上向き・下向き) |
DCE-6515とIJC-H65では、風向きを変えることができるフラップの調節機能に違いがあります。
DCE-6515では、2段階の切り替えが手動ででき、衣類に風をしっかりと当てるように、フラップの角度を調節します。
一方、IJC-H65では、手動での角度設定と、約90°の広角・上方向のみ・下方向のみの3段階のスイング機能があります。
90°の広角:丈の長い洋服を乾かすとき
上向き:高い位置に吊るした衣類を乾かすとき
下向き:タオルハンガーなどの低い位置のみの洗濯ものを乾かすとき
といった具合に、効率的に衣類乾燥できるようスイングさせることができます。
DCE-6515とIJC-H65の違い⑦:連続排水機能が使えるIJC-H65
IJC-H65には、連続排水できるように、ホースの差込口が用意されています。
市販のホース(内径15mm)を接続して排水させることで、水タンクの量を気にすることなく、連続で除湿をすることができます。
お風呂場などで衣類乾燥や除湿をしたい場合、連続排水機能を使えば、水を捨てる手間がいらないので、負担も一気にへりますね♪
DCE-6515とIJC-H65の違い⑧:霜取りランプでお知らせがあるのはDCE-6515のみ
DCE-6515とIJC-H65の操作パネルを比べてみると、DCE-6515には霜取りをお知らせしてくれるランプがあるのに対し、IJC-H65にはランプはありません。
ただし、取扱説明書を見ると、DCE-6515にもIJC-H65にも、自動で霜取りをしてくれる機能が搭載されています。
室温が低すぎて本体内部に霜が発生した場合には、この自動霜取り機能が働き、その間は送風運転になります。
霜取りが完了すると通常運転に自動で戻るようになっていて、設定し直す必要がないのはありがたいですね。
\シンプル機能で操作しやすいDCE-6515/

\後継モデルで多機能に改良されたIJC-H65/

アイリスオーヤマ除湿機DCE-6515・IJC-H65の音はうるさい?

デシカント式に比べて、DCE-6515・IJC-H65のような冷却ファンを使って空気を冷やすコンプレッサー式は、運転音が大きいと言われています。
何時間も付けている除湿機だからこそ、音がうるさいかどうかも気になりますよね。
そこで、音についてアイリスオーヤマさんに聞いたところ、IJC-H65の場合、通常運転では約50dB程度の運転音を感じるとのことでした。
50㏈といえば、騒音でいうと、エアコン室外機の音程度。
うるさくて会話も聞こえない・・・という程ではなさそうですよね。
【生活の中の音の大きさの目安】
- 20~30dB:ほとんど音が聞こえない、ささやき声くらいのレベル
- 40~50dB:エアコン・換気扇の音など、日常での一般的な音のレベル
また、実際にDCE-6515を使っている方の音に関する口コミも調べてみました。
除湿機(アイリスオーヤマDCE-6515)を手に入れたささみなんですけど端的に言うと買ってよかった!快適!
— ささみ (@sasami225) July 10, 2021
湿度が下がるだけで過ごしやすくなるものなんだなあ……
音のボリュームはキッチンの換気扇の真ん中の強さくらいで繊細な人は気になるかな……私は図太いのですぐに慣れました。
こちらの方は、音の大きさをキッチンの換気扇の音で表現してくださっていますね。
換気扇の真ん中くらいの強さで運転している時の音くらいということなので、ガマンできないほどのうるささではなさそうですね。
アイリスオーヤマ除湿機DCE-6515・IJC-H65の電気代は?

衣類乾燥や部屋の除湿のために長い時間、それも梅雨や夏場に毎日使うとなると、電気代も気になりますよね。
そこで、DCE-6515・IJC-H65の電気代についても比較してみました。
型番 | DCE-6515 | IJC-H65 | ||
50Hz | 60Hz | 50Hz | 60Hz | |
定格除湿機能力 | 5.5L/日 | 6.5L/日 | 5.5L/日 | 6.5L/日 |
定格消費電力 | 155W | 175W | 162W | 184W |
電気代 | 約4.2円/1時間 | 約4.7円/1時間 | 約4.4円/1時間 | 約5円/1時間 |
※定格除湿機能力:室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの、1日(24時間)あたりの除湿量
※電気代は電力目安単価27円/kWhで算出
1時間当たりの電気代を計算すると、以下のようになりました。
DCE-6515:(50Hz)約4.2円 (60Hz)約4.7円
IJC-H65:(50Hz)約4.4円 (60Hz)約5円
IJC-H65の方がやや消費電力が大きいため、電気代も少し高くなっています。
除湿能力はどちらも同じですが、IJC-H65はパワーがあり、また衣類乾燥モードもあるため、より短時間で衣類を乾かすことができそうですね。
衣類乾燥除湿機DCE-6515とIJC-H65 おすすめはどっち?
アイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機DCE-6515とIJC-H65のそれぞれの特徴をふまえ、おすすめタイプについてまとめてみました。
同じ除湿能力を備えている除湿機だからこそ、どっちを選べばいいかな~と悩んでいるあなたは、参考にしてみてくださいね。
DCE-6515がおすすめのあなた
操作が簡単でわかりやすい方がお好みのあなた
シンプルでどんな部屋でもなじみやすいデザインがいいあなた
少しでも安くで除湿機を使いたいあなた
DCE-6515は、楽天の除湿機ランキングでも上位にランクインしている人気の機種です。
CHECK▶楽天市場の除湿機ランキングTOP10
IJC-H65の型落ちモデルですが、その分お得に購入することができるのがメリットです。
記事執筆時点(2022/5/4)での価格を調べてみると
DCE-6515 | IJC-H65 | ||
Amazon | 16,200円 | 16,800円 | >>>現在の価格をチェックする |
楽天市場 | 15,800円~ | 16,800円~ | >>>現在の価格をチェックする |
Yahoo!ショッピング | 15,800円~ | 16,800円~ | >>>現在の価格をチェックする |
上記のようになっており、多くの通販サイトでは、型落ちのDCE-6515の方が安く購入することができます。
(ただし、価格は常に変動しています。購入時は再度価格をチェックしてくださいね。)
また、IJC-H65に比べると、ボックスタイプでホワイト一色のデザインなので、どんなお部屋でも合うのも魅力のひとつです。
最小限の機能で操作もシンプルなので、ご高齢の方でも使いやすいのはDCE-6515です。
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IJC-H65がおすすめのあなた
ルーバーが自動で動いて、より効率よく除湿できるものがいいあなた
連続排水機能を使って、排水の手間を減らしたいあなた
音を控えめにして使用したい場面があるあなた
IJC-H65はDCE-6515より新しいモデルで、こんな機能があったら良かったのに・・・という口コミを反映して改良されているため、さまざまな便利機能がついているのが魅力のひとつです。
消費電力がDCE-6515に比べてやや大きいため、電気代も少し高くなりますが、その分、パワフルに除湿してくれるのも、忙しい毎日の中では嬉しいポイントになりますね。
ルーバーもオートでスイングするので、より効率的に、そしてムラなく衣類乾燥できますよ。
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除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いまとめ
アイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機DCE-6515とIJC-H65の違いを比較したところ8つの違いがありました。
DCE-6515の後継モデルであるIJC-H65には、いろいろな機能が追加され、衣類乾燥がより効率良くできるように改良されています。
この2機種の中から除湿機を選ぶなら、
- デザイン
- 操作性のシンプルさ
- 除湿・衣類乾燥の効率
- ルーバーのスイング機能
- タンク容量
- 連続排水
- 価格
これらのポイントの中から優先順位を決めて、より希望に近いモデルを選ぶのがおすすめです♪
夜寝る前に洗濯&部屋干しして、タイマーをセットしておくだけで、梅雨時でも朝にはカラリと乾いて、家事の負担も一気に減ること、間違いなしです!
\シンプル機能で操作しやすいDCE-6515/

\オートルーバーで効率よく衣類乾燥できるIJC-H65/
